読書感想文

ティム・ブラウン『デザイン思考が世界を変える』(2019年作品)

 現代を生きるデザイナー必見の著書ということで、前職在職中に読んだ本。  物理的な商品を作る「職人としてのデザイナー」から羽ばたいて、設計という思考方法を活かし、体験や組織の仕組み、ワークフロー、広告手法など、プランナーやプロデューサーみ...
読書感想文

小川洋子『揚羽蝶が壊れる時』(1989年作品)

 学生時代はとにかく本を読んだ。国文学生だったからでもあるが、止むに止まれぬ思いを抱えて読書していたように思う。端的に言えば精神不調。人との関係性をうまく構築出来ないことに悩みを抱え(同じ学生に声をかけることすらままならない)、「行人を眺め...
読書感想文

芥川龍之介『或る阿呆の一生』(1927年作品)

『ドラゴンクエスト7』という、非常に後味の悪いショートストーリーがたくさん詰め込まれた名作鬱ゲームがあり、世間の評判をよそに私は割とドラクエ7が好きだが、その中で村人全員が石にされてしまった村の話があり、夜になって石になった村人に話しかける...
読書感想文

芥川龍之介『歯車』(1927年作品)

 ブログ名を『40代派遣社員の読書感想文ブログ』という、いかにもプロレタリアートなムード香るタイトルに変更したそばから、プロレタリアどころかいきなり『歯車』ってのはメンタル大丈夫ですか。と我ながら自嘲せずにはいられないが、まあここ最近、学生...
日々思うこと

「40代派遣社員の読書感想文ブログ」とかどうだろう

「ちょっとオルタナティブな人生を」というタイトルを関してブログ記事をしたためていたが、タイトルをちょっと変えてみたくなった。  というのも、最近、読書熱がひときわ、まさに熱狂のように湧き上がっており、感想文かなんか書き残しておかないと、脳み...
日々思うこと

「自分だけのタイムライン」が流れる世界

その昔、ホームページってのがありました。ホームページ・ビルダーのようなツールを使って自作し、AKIRA'S ROOM、みたいな名前をつけてね。んでそこに日記ページなんかも併設しまして、まさに日記のようなものをつらつら記して一般公開していたわ...
日々思うこと

昔の日記を読んで感じた「自意識」と「自己愛」の違い

過去の日記って、みんなどのように処置しているのだろうか。 何十年も保管しっぱなしだろうか。 ちょくちょく引っ張り出してきて見返したりするのだろうか。 歩い程度古いものから捨てていくのだろうか。 まあ今はブログやSNSがあるからそんな心配は不...
読書感想文

斎藤幸平『人新世の「資本論」』(2020年作品)

タイトルや推薦文の面々から見ても、明らかにガチ左翼本であるにもかかわらず、大月書店などではなく集英社から出ていて、なおかつベストセラーになっている、ということで興味を持った一冊。 私がこの本に期待したのは、以下の2点です。 1つは、今ま...
日々思うこと

死ぬために生きまくる、「健全な死」のリスクを高めよう

 もう最近は何も楽しいことが無いし、生きていても今後楽しいことが起こりそうな気配も無いし、むしろ家族の介護や死、うれしくない相続(税金払えない)、自身の老化による体調不良や病気など、いくつものハードなライフイベントが発生することは確定的で、...
人生

睡眠薬を飲む求職活動者

不採用が続いたことでメンタルを病みまして。 20年ぶりにメンクリへ。 適応障害からの抑うつ・神経症。 抑うつ・神経症は学生時代にもやったことがあり、「あーこの懐かしい不安の感じ」(だから速攻メンクリに走った)だったけど、やっぱりか、という。...