最低賃金の生活と、年金の関係性について

山梨日日新聞のTwitterでこのようなつぶやきがあり、朝からウーン……とモヤモヤしてしまいました。

賃上げしないとどうにもならんのではないでしょうかねぇ。
いま山梨県内の求人もめっちゃ見てますが、最低賃金レベルの時給900円・月給20万円未満みたいな仕事ばっかりで、仕事の内容がどうであっても若者はやりたがらないでしょう。
毎月15万円前後の収入でリアルな生活をシミュレーションしてみると、何から何まで相当節約しないとだめだし、もちろんグルメや酒、旅行、ゲームに金をつぎ込むなんてもってのほか。資産形成や投資に回す余裕なんてのも当然無いわけで。山梨は車が必須なので維持費がかさむ分、家賃の安さは割と相殺されちゃいますし。
いちばん好奇心や欲求が強い年代に、仙人みたいな悟りの境地の倹約生活しろったってさすがにかわいそうで、すぐ真横に東京なんて言うものがある以上、流出こそすれ流入するなんてことはなかなか難しいのでは。

そもそも最低賃金耐えられるのは、年金受給者、配偶者が高収入で小遣い稼ぎ、金持ち土地持ちの親のスネかじれる子供くらいなんですよね。

ちょっと話題はそれますが、高齢者が経営しているレトロな飲食店ってありますよね。私は好きでよく各地のレトロ飲食店を巡ったりしているのですが、特に地方だと客も近所の常連しか来てないような状況なのに(そして往々にして非常に安い)ずっと営業できているのを不思議に思うことがあります。
つまり、年金の下支えがあるからやれることなのかな? と思ったり。
レトロ飲食店好きの私としては、この状況を「公金で賄われているインフラ」と認識して、「図書館などと一緒で使わにゃ損」と、このような店に足しげく通うなどしているのですが、いっぽうで現役世代がこういった飲食店インフラ化地帯に新規で飲食店を出そうと思うと、年金のようなベーシックなインカムが無い上に、店=家でない場合家賃も発生し、さらに少ないパイは既存の激安のインフラ店に長年の強固な人間関係を背景にガッツリ抑えられていてレッドオーシャン。相当な無理ゲーが予想されます。
こういった現象が、農業とかでも新規参入を阻む問題として語られているのを見ることがありますが、地方の最低賃金がなかなか上がらないのも、「最低賃金で満足できる労働者層」が一定数おり、それは一部では年金の下支え(受給者自身またはその同居子供など)で成り立っている側面もあるのかな、と考えると、なかなか歪んでるなぁ、と。ただ単に最低賃金上げただけでは解決しなさそうな。

まあ自分は目の前の転職活動を頑張る以外にないんですけどね。
社会風景をチラリと横目に見て思うこと、でした。

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